こんにちは!【Eビジネス研究所】です。


Eビジネス研究会は「参加した者がお互いに有益な時間を創り出す空間」を
コンセプトに、今後ますます充実した内容のセミナーを実施してまいります。


━◆INDEX◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1. 第5回 EMクラブ≪完全招待制 限定企画≫2007.3.28(水)最終案内
 2.『プレミアJOB通信』3/28 プレオープン!
3. 新着!【セミナーレポート】第79回「Eビジネス研究会」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

----------------------------------------------------------------------
 1. 第5回 EMクラブ≪完全招待制 限定企画≫2007.3.28(水)最終案内
----------------------------------------------------------------------
 
 EMクラブの沢山の参加申込みありがとうございます。 
 会場の席の設定を変更しましたので、追加にて申込みが可能に

 なりました!
 
 申込み期日は ⇒ 3月26日(月)12:00まで
 
 下記フォームにご記入の上、smile2@u-stage.jp 宛にメールでお送りくださ
 いますようお願いいたします。

 EMクラブを通じて、新しい出会いを楽しみにしております。 

3月28日(水)第5回 EM(エム)クラブを開催いたします。
 参加対象者様とこれまでにEMクラブにご参加いただいた方限定の、
 完全招待制のクローズドなパーティーとなっております。
 
 今回参加される、Eビジネスマイスターを一部ご紹介させていただきます。
 最近Eビジネスマイスターをしていただいた方になります。
 他のEビジネスマイスターも参加を予定しております。

 ■発起人    株式会社オプト 取締役CEO   海老根 智仁 氏
 ■Eビジネスマイスター  
  ・マイクロソフト株式会社
       デベロッパー&プラットフォーム統括本部
       戦略企画本部 Webプラットフォーム推進部
       エバンジェリスト          鈴木 章太郎 氏
  ・サイボウズ株式会社  取締役副社長     津幡 靖久 氏
・サーチテリア株式会社 代表取締役      大森 拓也 氏
  ・他 

 普段のEビジネス研究会の懇親会では少ししかお話できなかったあの

 マイスターとも、ゆっくりお話できるチャンスです!
  
 皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

 ※ EM(エム)クラブとは・・・
 Eビジネス研究所主催のセミナー、および『JANES-Way』カンファレンスに
 おいて、出展・スピーカーをした人々を対象とした限定のクラブ。
 Eビジネス研究会では、スピーカーを
 Eビジネスマイスター=EM(エム)とお呼びしています。
 
 →第1回EMクラブ 2005.12.02(金)
    http://ameblo.jp/ki6ra/day-20051205.html
 →第2回EMクラブ 2006.03.10(金)
    http://ameblo.jp/ki6ra/entry-10010120746.html
 →第3回EMクラブ 2006.06.22(木)
    http://ameblo.jp/ki6ra/entry-10014044737.html
 →第4回EMクラブ 2006.09.21(木)
    http://ameblo.jp/ki6ra/entry-10017478988.html

 ■日 時 3月28日(水)20:00~22:40

 ■場 所 都内某所を貸切にて実施
      申込者のみにご案内します(完全招待制限定企画のため)

 ■定 員 80名
      お申込の先着順で閉め切らせていただきます。

 ■参加費 10,000円

 ■参加申込締切日 →3月26日(月)12:00まで 【厳守】

 ■対象者
 Eビジネス研究所主催のセミナー、カンファレンス等で関わりのある企業様
 
 1)Eビジネス研究会
   http://www.e-labo.net/seminar_past.html
 2)Eビジネス研究所共催セミナー
http://www.e-labo.net/ac001.html
 3)『JANES-Way』カンファレンス(=E-LABOメンバーシップ)
http://www.u-stage.jp/janesway/index.html#member
 4)その他
参加対象者の方からによる紹介客
   社員、友人、知人の招待・同伴をお願いします。。。。。

 ■発起人
  株式会社ネットエイジグループ 代表取締役 西川 潔
  株式会社オプト 取締役CEO 海老根 智仁
  Eビジネス研究所 代表理事 木村 誠 
 
 ■対象者および参加予定者 ○の方は、今回新規の方です

 ○マイクロソフト株式会社  鈴木 章太郎 氏
 ○サイボウズ株式会社  津幡 靖久 氏
 ○チームラボ株式会社  猪子 寿之 氏
 ○フジテレビラボLLC合同会社  時澤 正 氏
 ○サーチテリア株式会社  大森 拓也 氏
 ○サーチテリア株式会社  旭 利明 氏
  株式会社Eメールマーケティング研究所  西田 徹 氏
  2ちゃんねる  西村 博之 氏
  楽天株式会社  黒沼 篤 氏
  有限会社ストアゲート  島田 洋一 氏
  日本コカ・コーラ株式会社  足立 浩俊 氏
  工房ポラーノ  おかひろみ 氏
  インターワイヤード株式会社  斉藤 義弘 氏
  株式会社マーケティング ディレクションズ  篠原 秀明 氏
  新潮社  三辺 直太 氏
  株式会社エヌ・ティ・ティメディアクロス  西村 徳行 氏
  株式会社インデックス・ホールディングス  大森 洋三 氏
  ベスタグ株式会社  柴田 健一 氏
  株式会社アスキー  木下 修 氏
  トランスワールドジャパン株式会社  佐藤 浩志 氏
  株式会社アイレップ  紺野 俊介 氏
  株式会社アイレップ  渡辺 隆広 氏
  株式会社アイレップ  高山 雅行 氏
  株式会社アスキー  福岡 俊弘 氏
  株式会社はてな  伊藤 直也 氏
  シーネットネットワークスジャパン株式会社  西田 隆一 氏
  シックス・アパート株式会社  関 信浩 氏
  株式会社アイスタイル  吉松 徹郎 氏
  バリューコマース株式会社  ブライアン ネルソン 氏
  株式会社Jストリーム  古株 均 氏
  株式会社ミクシィ  笠原 健治 氏
  ヤフー株式会社  関 裕司 氏
  株式会社シーエーサーチ  岡本 保朗 氏
  株式会社ゼロスタートコミュニケーションズ  伊地知 晋一 氏
  株式会社ディー・エヌ・エー  川田 尚吾 氏
  株式会社ゆめみ  深田 浩嗣 氏
  株式会社ユビキタスエンターテインメント  清水 亮 氏
  株式会社RSS広告社  田中 弦 氏
  株式会社マーズフラッグ  西田 光良 氏
  株式会社エルゴ・ブレインズ  竹ノ内 崇 氏
  株式会社ネットプライス  伊藤 直 氏
  株式会社ニューズ・ツー・ユー  神原 弥奈子 氏
  株式会社ドリコム  内藤 裕紀 氏
  株式会社アドウェイズ  松嶋 良治 氏
  楽天株式会社  杉原 章郎 氏
  元マイクロソフト株式会社  塚本 良江 氏
  株式会社サンブリッジ  小川 浩 氏
  株式会社セプテーニ  佐藤 光紀 氏
  株式会社ECナビ  宇佐美 進典 氏
  株式会社WEB2.0  佐藤 匡彦 氏
  GMOアドネットワークス株式会社  井上 祥士郎 氏
  NHN Japan株式会社  森川 亮 氏
  株式会社サイバーエージェント  渡辺 健太郎 氏
  トランスコスモス株式会社  長谷川 武恒 氏
  ケイタイ広告株式会社  小野 達人 氏
  株式会社リヴァンプ  加藤 麻衣子 氏
  合資会社モリタ・デライト  森田 慶子 氏
  アンヴィコミュニケーションズ 望野 和美 氏
  株式会社クリエイティブホープ 大前 創希 氏
  株式会社セプテーニ・クロスゲート  小幡 好昌 氏
  株式会社デジタルフォレスト  前野 有美 氏
  シンフォニーマーケティング株式会社  庭山 一郎 氏
  株式会社オプト 福岡 裕高 氏
  株式会社レペリオ  池渕 宏 氏
  NTTレゾナント株式会社  小澤 英昭 氏
  金森マーケティング事務所  金森 努 氏
  GMO VenturePartners株式会社  村松 竜 氏

  E-LABOメンバーシップ企業 53 社

  *社名は、現在所属の社名に訂正しています。

---------------------------------------------------------------------
 ↓↓↓こちらにご記入のうえ、この部分のみ smile2@u-stage.jp 宛に
    メールでお送り下さい。
       
      【〆切 3/26(月)12:00】 =厳守=

 ●3月28日(水) 参加について ( )にご記入ください

 (1)本人   出席(   )     

 (2)本人以外の同伴者            (   )名

 氏名  ・・・
     会社名 ・・・
   
     氏名  ・・・
     会社名 ・・・

     ※特に人数制限はございません

 (3)合計           本人+同伴者(   )名
 
     注)確定人数をお知らせください

----------------------------------------------------------------------
 2.『プレミアJOB通信』 3/28 プレオープン!
----------------------------------------------------------------------

 Eビジネス研究所では、IT業界における優良な人材と優良な企業を結ぶ

 人材マッチングのための人材サポート事業『プレミアJOB通信』を

 スタートさせます。

 2000年6月からスタートしたEビジネス研究所の主催するセミナー・カンファ
 レンスの参加者はのべ12,000名を超えました。多くの実績の中からIT

 業界における人材のサポート活動を実践していきます。
 
 着々と準備は進んでおります! 
 正式には4/2にサイトのOPENを致します。
 
 3/28にプレオープンとして、ご興味のある皆様には登録のみ可能に

 なります。
 登録されました皆様から、随時ご連絡させていただいております。

 昨日も、未公開の求人情報をいただきました。
 これから大きく伸びる企業、注目される事業、そして何より、素晴らしい経
 営者と会社のメンバーです。
 
 いち早く、情報を知りたい方は、下記までメールをお送り下さい。

  ■1.企業紹介を受けたい方    ⇒ thanks@e-labo.net
  ■2.優秀な人材が欲しい企業さま ⇒ kimura@e-labo.net

            
--------------------------------------------------------------------
 3.【セミナーレポート】第79回「Eビジネス研究会」
--------------------------------------------------------------------

   今回は、過去【 2007年2月23日実施 第79回Eビジネス研究会 】
   開催されたレポートをお届けしています
 
______★第79回 Eビジネス研究会★_〔 2007.2.23実施〕_____

『Windows Vista登場!!
マイクロソフトが考えるWeb2.0を超えた次世代Webの姿とは』
~Software Plus Services
          次世代Webユーザーエクスペリエンスの実現~

マイクロソフト株式会社
デベロッパー&プラットフォーム統括本部
戦略企画本部 Webプラットフォーム推進 部
エバンジェリスト 鈴木 章太郎 氏

     *詳細はこちらからもご覧になれます。
     →http://www.e-labo.net/report79.html

     *当日の photo が見られます
→http://www.e-labo.net/photo/photo79.mov   

     *セミナーに参加された方のアンケート集計結果
     →http://ameblo.jp/ki6ra/entry-10026775641.html
 __________________________________

 79回目の今回は、マイクロソフト株式会社の鈴木章太郎氏をお迎えして、

 ソフトウェアとサービスの融合により実現される、ユーザーを中心とした

 次世代のWeb2.0などについてお話いただきました。

 

 ■Web2.0の登場とIT環境の変化
 
 現在のITを取り巻く環境の特徴は、「技術革新とユーザー自身の変化が

 相乗効果をなして、状況が日々刻々と変化している」ということです。
 例えば、これまでパソコン上でしか受け取れなかった情報が、今では

 携帯電話やPDAなど様々なデバイスを使って、色々な場所で受け取れる

 ようになりました。特に最近は、RSSのようにオンラインで更新通知のデー

 タを受け取ることが一般的になっており、それに対応するブラウザなども

 出てきました。
 また、これまでインターネットの広告は採算性が低いと言われてきました

 が、グーグルに代表されるように、広告に支えられたビジネスモデルが

 成立することも証明されてきました。
 
 このような環境変化の中で、いま盛んにいわれている「Web2.0」について、
 マイクロソフトでは、以下のような捉え方をしています。


 (1)プラットフォームとしてのWebのXML化……XHTMLなどがブログの

 主要な構成要素になったり、RSSのフィードなどがプラットフォームとし

 てのウェブのXML化を進めました。その結果、人気のあるサイトやブログ

 に人の関心が集まることになり、その判断に基づく新しい購買行動や

 情報の交流が活発になりました。  

 (2)「データ」を持つ者が強い時代に……企業・個人にかかわらず、カタ
 ログ的なデータを持つことが重視されるようになり、データを持つ者が

 市場の支持を得ています。
 

 (3)ソフトウェアリリースサイクルの終焉…サービス自体が日々更新

 されていくものであり、それがオンライン上のサービスの価値につな

 がる時代になりました。


 (4)軽量なプログラミングモデル……例えば、Webサイトを作る場合、

 これまでは複雑なコンピュータ言語的なものを使っていましたが、

 PHPのように手軽にコピー&ペーストができて、サービスの追加・

 削除が容易に行えるプログラミングモデルが求められるように

 なったことは、大きな変化といえます。

 
 (5)単一でデバイスを超えたレベルのソフトウェア……これまでは、

 携帯、パソコンなど各デバイスによって見られるコンテンツとそうで

 ないコンテンツがありました。しかし、ユーザーにはこれらを同じよう

 に扱いたいというニーズがあるため、それに応えるようなソフトウェア

 が今後増えてくるでしょう。


 (6)リッチなユーザーエクスぺリエンス……これが今回の大きな

 テーマですが、ユーザー中心のウェブ環境を考えた時、動画、音声、

 アニメーションなど、様々なコンテンツをいかに効果的に配信していく

 かということが、ますます重要になっています。

 上記のような環境変化に対してマイクロソフトが着目するのは、

 Web2.0とはユーザー主導の流れであり、その中で「いかに楽しく・

 面白く・心地よく」ソフトウェアを使ってもらうかという点です。

 そうした意味では、すべてのサービスを網羅的に提供することを考え

 るのではなく、自社の強みを生かすことが重要になると鈴木氏は

 いいます。
 
 ■シームレスなユーザーエクスペリエンスの提供

 Web2.0の流れは、人々の生活や仕事のスタイルにも様々な変化を起こ

 しています。人々は、仕事とそれ以外の生活を明確に区別しているわけ 

 ではありません。例えば、仕事もしつつ、次の旅行の計画やカレンダーの

 スケジュール管理等を意識しながら生活を営んでいるというのが現実の

 姿なのです。
 このような中で、次世代のWebに求められるのは、ユーザーが本当に使い

 易いと感じられるソフトウェアやサービスを提供することだと鈴木氏はいい

 ます。しかし、それにはソフトウェアだけでもサービスだけでも足りません。
 すなわち、両者の融合による「シームレスなユーザーエクスペリエンスの

 提供」こそが必要になります。
 マイクロソフトでは、「Software Plus Services」という考えのもとに、ソフ

 トウェアとサービスの融合によって、適材適所でシームレスなユーザー

 体験を提供していくコンテンツを提供しています。例えば、ソフトウェアと 
 サービス、パソコンと携帯などのデバイス、Webブラウザとその他の

 アプリケーション等、すべてをシームレスにつないでいくことで、より

 選択肢を増やしていくアプローチを行っています。以下では、

 この「Software Plus Services」について、具体的に見ていきます。
 
 ■Software Plus Services(ソフトウェアプラットフォーム)

 マイクロソフトでは、以下の5つのソフトウェアプラットフォームを、目に
 見える形で、ユーザーエクスペリエンスの一つとして提供していきたいと

 考えています。

 

 (1)Smart Clients……WindowsアプリケーションやWebアプリケーション
 等が、非常にリッチなコンテンツを提供する上で、提供する方法や視覚

 化していくための方法を考えるときに重要になります。 
 

 (2)ブラウザ……よりリッチなブラウザ上の体験をユーザーに対し提供    

 することが必要となります。
  

 (3)RSS…RSSは、ユーザーインターフェイスとは関係ないようにも見え

 ますが、ユーザーがデスクトップやブラウザ、アプリケーション上で

 情報を組み合わせられるという意味では、RSSもユーザーエクスペリ

 エンスの一つではないかと考えます。

 (4)Media Center……テレビインターネットPCを使ってメディアを「見 
 る」「聞く」ということに特化した機能です。当然、リッチなコンテンツの
 発信に有効なものとなっています。

 (5)Windows Mobile……PDA端末や携帯電話などモバイルデバイス

 のためのプラットフォームです。


 ■Software Plus Services(サービスプラットフォーム)

 次に、マイクロソフトが提供するサービスプラットフォームについて見てい
 きます。
 1つ目は、簡単なことですが、ホスティングのソリューションというものを
 常に持っています。これは、Windowsベースのホスティングをサーバー等

 にホスティングすることができるということです。どちらかというとビジネス
 的なソリューションで、企業向けのセクションといえます。


 2つ目は、Windows Liveを中心とするLive Serviceです。Office Live、 
 Xboxといった多彩で革新的なサービスが用意されています。また、

 この中のサーチサービスについては、グーグル等も最近出されています

 が、弊社も Webやイントラネット、デスクトップアプリケーションなど様々

 なサービスの中で横断的にサーチできるような仕組みを提供しています。

 

■次世代Webの構築に向けた着眼点

 これまで見てきたように、マイクロソフトではサービスとソフトウェア両者
 のプラットフォームを組み合わせることによって、Web2.0に次ぐ次世代の
 Webのようなビジネスが考えられるのではないかといいます。
 例えば、企業向け、個人向けともに今後の期待として考えられるものは、

 高度なユーザーエクスペリエンスを提供する上でのセキュリティや、

 Webのプラットフォーム化、そしてWeb上にある情報をシームレスに連携

 していくという事です。
 

Web2.0を語る上では、最近よく「マッシュアップ」という言葉が使われてい
 ます。一般的には、ユーザーが自由にアクセスできる、あるいはインスト

 ールなどが必要無いようなサービスを提供するという意味で使われる

 ことが多いですが、鈴木氏は、本来そうではなく、異なる認証基盤の、

 異種のプラットフォームを組み合わせてマッシュアップしていかなければ、

 単独のプラットフォームだけではなかなか実現しないと強調します。
 また、今後はそうした観点をユーザーエクスペリエンス、プロセスの最適

 化などに応用し、システムの開発やプロジェクトにあたって欲しいといい

 ます。

 

 ●質疑応答


 Q1.マイクロソフトさんのイメージとして、やはりPCに強いというイメー
 ジがありますが、モバイルに関してはどのように考えているのか教えて

 下さい。


 A1. 弊社では、モバイルに関しては、Windows Mobileというものを展開
 しており、こちらもノートPC上のOutlookを立ち上げるのに変わり得る端末
 として結構、はやり出してきています。
 また、今日ご紹介したWPFはVista限定ですが、今後は、これのサブセット

 であるWPF/E(Everywhere)という物をリリースする予定です。マッキントッ
 シュやリナックス、携帯も含めて非常に多くのデバイスをサポートする、

 リッチなユーザーエクスペリエンスを実現するプレゼンテーション技術

 です。
 プラットフォーム自体がWindows Mobileになっているものに加えて、

 普通の携帯電話で実行できるようなランタイムエンジンという形で捉えて

 いただければよいと思います。


 Q2.エンタープライズ2.0が出現すると、(Vistaを使った前提で考える 
 と)日本の企業がVistaを導入してエンタープライズになっていくかと

 いった、予測や方向性について教えて下さい。 
 

 A2. Vistaについては、11月に企業向けを、1月末にコンシューマー向け
 を出荷させて頂きました。現状、コンシューマー向けの立ち上がりは予想 

 以上に早いものの、企業向けの方はすぐに伸ばしていくことはできないと

 思っています。そういった意味でWPFの例をとりますと、例えば、XPユー

 ザーのことを考えたアプリケーションの設計をしていく配慮が必要だと考

 えています。その場合、見た目や実行環境というのは、.NET Framework

  3.0をダウンロードしてインストールして戴ければ一緒にできます。

 そういう意味では、XPも十分使えると思います。

 

 Q3.グーグルさんのお話はふれられる事も多いと思うのですが、例えば 
 ハードウェアで成功したのはIBMですが、売却してしまいました。ソフトウ
 ェアでマイクロソフトさんが出てきて、次にどうなるのか?グーグルに食

 われてしまうのではないかという話を巷ではよく聞きます。結局、真意は

 わからないのですが、実際はどのようにお考えですか? 
 

 A3. 公式見解と私の意見では若干違いがあるのですが、グーグルさん

 は、最近、エンタープライズアプリケーションというに近いサービスを

 出されて、そういう意味ではオンラインの方に全てのソフトウェアが

 移っていくのではないか、サービス化するのではないか、という話を

 メディアでよくされる方がいます。

 
 しかし、我々はそのようには思っていなくて、やはり携帯電話とかPCとか、
 現在普通に使っているソフトウェアやデバイスはそのまま使っていきた

 いというのがユーザーの心理だと思いますので、その中でどのような

 ユーザーエクスペリエンスを提供していくべきかということを考えてい

 ます。結局、サービスだけあってもダメで、その入り口が必要かつ

 重要です。また、何もかもブラウザだけでできるわけではないので、

 ソフトウェアの方も重要だと我々は考えています。

 これがSoftware Plus Servicesという考え方です。